キャスト
市川染五郎(牧文四郎)

1973年1月8日生まれ。東京都出身。

歌舞伎俳優。79年、歌舞伎座で三代目松本金太郎を名のり初舞台。81年、七代目市川染五郎を襲名。94年、名題昇進。近年は「女殺油地獄」の与兵衛や「陣門組討」の敦盛などを演じる。屋号は高麗屋。歌舞伎界の次代を担う第一人者にして、その芸域は歌舞伎にとどまらず、舞台「ハムレット」「マトリョーシカ」「アマデウス」「阿修羅城の瞳」「アテルイ」など出演作は多岐にわたる。

またドラマ「ブランド」「プライド」「竜馬がゆく」などに出演し、好評を博す。

【主な映画出演作品】

「ラジオの時間」(97年)

「阿修羅城の瞳」(05年)

木村佳乃(ふく)

1976年4月10日生まれ。東京都出身。

96年、NHKドラマ「元気をあげる〜救命救急医物語〜」でデビュー。以降、ドラマ「パーフェクト・ラブ」「北条時宗」「エ・アロール」「天花」「大化の改新」、舞台「恋人たちの予感」「ミー&マイガール」「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門(演出..蜷川幸雄)」など多数の作品に出演。97年、「失楽園」でスクリーンデビューし、エランドール賞新人賞、第21回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。04年から日本観光広報大使を務め、更なる注目を集める。

「ISOLA〜多重人格少女」('00)「模倣犯」('02)「船を降りたら彼女の島」('02)

「阿修羅のごとく」('03)「寝ずの番」('05)など

緒形 拳 (牧助左衛門)

1937年7月20日生まれ。東京都出身。

60年、舞台初主演作「遠い一つの道」が映画化されスクリーンデビュー。78年、「鬼畜」でブルーリボン賞、日本アカデミー賞など多数の主演男優賞を受賞。さらに、「魚影の群れ」(83年)、「火宅の人」(86年)と、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を三度受賞する。映画、舞台、テレビに出演作多数。日本を代表する俳優の一人。

【主な映画出演作品】

「復讐するは我にあり」 (79年) 「楢山節考」(83年)「大誘拐」 (91年) 「あつもの」 (99年) 「IZO」(04年) 「隠し剣鬼の爪」 (04年)など

原田美枝子(登世)

東京都出身。74年、映画「恋は緑の風の中」でデビュー。98年、「愛を乞うひと」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞他数多くの女優

賞を総なめにする。また、「火宅の人」(86年)、「雨あがる」(00年)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を二度受賞する。01年には、これまでの功績に対し、第55回毎日映画コンクール田中絹代賞を受賞している。

【主な映画出演作品】

「乱」(85年)「夢」(90年)「OUT」(02年)「半落ち」(04年)「HINOKIO」(05年)「亡国のイージス」(05年)など

今田耕司(島崎与之助)

1966年3月13日生まれ。大阪府出身。

NSC(ニュースタークリエイション・吉本総合

芸能学院)の第4期を卒業し、デビュー。東京、大阪をまたにかけて活躍中。バラエティからドラマ、映画とジャンルを問わずマルチな才能を発揮している。

【主な映画出演作品】

「バースデイプレゼント」(95年)「ぼくんち」(03年)「マインド・ゲーム」(04年)など

ふかわりょう(小和田逸平)

1974年8月19日生まれ。神奈川県出身。

慶応大学在学中にデビュー。踊りながら一言ネタを言う独特の芸風で注目を浴びる。

現在、バラエティを中心に活躍中。俳優としても多数のドラマに出演し、味のある演技で親しまれている。執筆活動も盛んで著書多数。本作がスクリーンデビューとなる。

石田卓也(文四郎・子役)

1987年2月10日生まれ。愛知県出身。

第15回JUNON SUPER BOYコンテスト読者投票で1位を獲得、最終選考でフォトジェニック賞を受賞する。本年3月にTBS50周年記念ドラマ「青春の門―筑豊編―」に出演し注目を集める。本作がスクリーンデビューとなる。

佐津川愛美(ふく・子役)
04年、CXドラマ「ほんとにあった怖い話」で女優デビュー。本年7月より連続ドラマ「がんばっていきまっしょい」(CX・KTV系)、06年公開の映画「笑う大天使」と活躍がめざましい。本作がスクリーンデビューとなる。

柄本明(磯貝主計)

1948年11月3日生まれ。東京都出身。

自由劇場を経て、76年、劇団「東京乾電池」を結成。以降、舞台、映画、テレビなどで活躍。98年、「カンゾー先生」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、04年、「花」「ドッペルゲンガー」他にて第58回毎日映画コンクール男優助演賞、05年、「油断大敵」他にて第26回ヨコハマ映画祭助演男優賞を受賞する。

【主な映画出演作品】

「道頓堀川」(82年)「うなぎ」(97年)「座頭市」(04年)「レイクサイドマーダーケース」(05年)「鉄人28号」(05年)

「容疑者 室井慎次」(05年)など

加藤武(里村左内)

1929年5月24日生まれ。東京都出身。

52年、文学座に入座。舞台で活躍する一方、57年、「蜘蛛巣城」でスクリーンデビュー。以降、映画、テレビと出演作多数。市川崑監督作品「金田一耕介」シリーズの当たり役は非常に有名である。名脇役として日本映画界になくてはならない存在である。

【主な映画出演作品】

「悪い奴ほどよく眠る」(60年)「犬神家の一族」(76年)「どら平太」(00年)「金髪の草原」(00年)「千年の恋 ひかる源氏物語」(01年)「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」(04年)など

大地康雄(青木孫蔵)

1951年11月25日生まれ。熊本県出身。

75年、NTVドラマ「剣と風と子守唄」でデビュー。87年、故伊丹十三監督作品「マルサの女」出演以降、伊丹作品の常連となる。「砂の上のロビンソン」(89年)でアジア・太平洋映画祭主演男優賞、「病院へ行こう」(90年)で日本アカデミー賞助演男優賞を受賞する。

【主な映画出演作品】

「マルサの女2」(88年)「バカヤロー!私、怒ってます」(88年)「ぼくらの七日間戦争」(88年)「ミンボーの女」(92年)「ラブ・レター」(98年)など

小倉久寛(小柳甚兵衛)

1954年10月26日生まれ。三重県出身。

三宅裕司座長の劇団スーパー・エキセントリック・シアターの創立メンバーとして活躍。

舞台、映画、テレビなどでコミカルな役柄を好演する一方、バラエティ番組にも出演し人気を博す。

【主な映画出演作品】

「夢見通りの人々」(89年)「学校」(93年)

「ekiden」(00年)

「ロード88[出会い路、四国へ]」(04年)

「逆境ナイン」(05年)など

緒形幹太(犬飼兵馬)

1966年11月21日生まれ。神奈川県出身。

TBSドラマ「淋しい女は太る」でデビュー。

以降、テレビドラマを中心に活躍。本作では、文四郎の生涯の宿敵・犬飼兵馬を演じるために体重を10キロおとし、狂気を秘めた病的な兵馬を、 鬼気迫る迫力で熱演した。

【主な映画出演作品】

「極道の妻たち〜最後の闘い〜」(90年)

「渋滞」(91年)など

田村亮(藤次郎)

1946年5月24日生まれ。京都府出身。

66年、映画「暴れ豪右衛門」でスクリーン

デビュー。69年、俳優小劇場養成所入所。72年、「40カラット」で初舞台。以降、映画、舞台、テレビと出演作多数。70年、主演映画「無常」で、スイスのロカルノ映画祭グランプリを受賞。

確かな演技力で、時代劇・現代劇を問わず活躍する。

【主な映画出演作品】

「あこがれ」(66年)「続・名もなく貧しく美しく 父と子」(66年)「わが歌がある限り」(70年)「曼荼羅」(71年)「利休」(89年)など

大滝秀治(関口晋助)

1925年6月6日生まれ。東京都出身。

48年、東京民衆芸術劇場附属俳優養成所に1期生で入所。50年、劇団民藝創立に研究生として参加。同年、「かもめ」で初舞台。55年、映画「ここに泉あり」でスクリーンデビュー。以降、助演俳優として大活躍。キネマ旬報賞助演賞、ブルー・リボン賞など映画賞受賞歴多数。今なお、絶大な存在感で観る者を魅了する。

【主な映画出演作品】

「あにいもうと」(76年)「影武者」(80年)

「お葬式」(84年)「サラリーマン専科」(96年)

「CASSHERN」(04年)「IZO」(04年)など




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